ベルリン生活、一ヶ月目。
by hans on 05/17/2012日本を発って間もなく一月が過ぎようとしている。
新しい人に出会って、ベルリンの街にも少しずつ慣れた。
ベルリンに来てから運が良い事に、日本との関わりの深い社長さんが始めた小さな会社から、日本語家庭教師の仕事を頂いた。回数は多くは無いが、月に数回プライベートなレッスンを教えている。夏に向けて貯金を増やそうと他のバイトを探したその時、運の悪いことが起きた。
この街で有名なラーメン屋の求人が、オレンジ色のSNSサイトに載っていたから、直ぐに店舗に向かって働くことになったが、ドイツに最低時給が無い事はその夜に知ることとなった。研修期間中の時給は3ユーロ(300円弱)、研修が2ヶ月に近い回数行われること、社会保障も一切ない月/450ユーロまでの超低額労働である条件。
4ヶ国語で対応できる上に、ドイツ語の言語能力も労働水準を十二分に満たしているにも関わらず、不当に低い時給で有るため、マネージャーと直接電話で交渉したが、「研修期間の短縮も、基本給の引き上げも有り得ない」として、却下されてしまった為にその場で仕事を辞めることに決めた。
家庭教師で稼ぐ他無い、今日この頃。ベルリンは不安定な天気が続いている
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